2022年10月30日(日)に地理情報システム学会第31回学術研究発表大会にて自治体分科会の企画セッションを行います。
企画セッションは学会員外の方も無料で参加可能です。
現地参加、また、オンラインでの参加も可能です。
皆さまのご参加をお待ちしています。
自治体分科会企画セッション「基礎自治体におけるベースレジストリとGIS」
日時:2022年10月30日(日)08:30-10:30
場所:沖縄県那覇市 沖縄産業支援センター会場A(101会議室)A-3 またはオンライン
申し込みはこちらから!
申込締切 10/29(土)17:00
申込締切後、ご登録のメールアドレスにZoom ID/passをお送りさせていただきます。
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【当日の流れ】 自治体分科会企画セッション
1 挨拶 小泉和久 分科会代表(オンライン)5分
2 講演
・話題提供 朝日航洋地理空間事業本部自治体アセット事業部 浅野和仁(分科会幹事)
・「自治体DXにおけるGISの役割/個人情報と公務員の守秘義務」
高松市都市整備局都市計画課デジタル社会基盤整備室長 伊賀大介 様 20分
・「地理空間データ基盤構築のロードマップ」
加古川市企画部政策企画課スマートシティ推進担当課長 多田 功 様 20分
3 パネルディスカッション 60分
「テーマ:スマートシティにおける地理空間データと市民参加の取組」
上記登壇者と、あおきGIS・オープンデータ研究所代表 青木和人(分科会事務局)
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皆さん、自治体のGIS担当部署の組織名が変更されていることをご存知でしょうか。従来の「情報政策課」等の組織名が「DX推進課」等のデジタルトランスフォーメーションを冠した名称に変わってきています。これ等の名称変更に込められた自治体の思いは、「アナログからデジタルへの転換」を超えて、「デジタルを前提とした組織や仕組みの改変」をめざすという意気込みではないでしょうか。
自治体にとってGISは既に業務の効率化が目的ではありません。これまで庁内で共用されていたデータの他、利用が限定されていたデータもうまく活用して、新たなバーチャル環境を築いていく役割を担うものになっていくということです。
当セッションは、この変革のまっただ中にある自治体GISが、DX推進の基礎と定義されるベースレジストリ(人、法人、土地、建物、資格)の運用や利活用について、自治体視点での話題提供と、自治体分科会ならではの議論を行い、地域の最前線に立つ基礎自治体のベースレジストリの在り方について検討します。